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学科集合写真こぼれ話

3月22日は卒業式でした.前日,3月21日に,足立主任から集合写真を撮れないかと相談され,ぱっと思いついたのが私が学生の頃,今の14棟の場所にあった藤原銀次郎の像と池の周りに集まって,多分図書館の上の階から俯瞰するように撮影した写真でした.同じような構図であれば,14棟のオーバルではないかと思い,たまたま日吉キャンパスと矢上キャンパスの桜を撮影するためにカメラを持ってきていたので,研究室の学生にも協力してもらって早速撮影して画角を確認しました.撮影場所を2階あるいは3階と試しましたが,3階からでは吹き抜けに吊るされているオブジェが遮るので2階からの撮影にしました.28 mm以下の広角であれば収まる位置でしたので,120名程度がオーバルに入れるかが問題でした.入れなかった場合も想定して,外階段を3階から撮影して確認もしました.結果的には,オーバルに余裕で入りました.

次の問題は逆光になることです.今日の天気は晴れで直射日光が入ります.顔が陰になってしまっては困るので+側に露出補正しました.オートブラケットで3通りを一度に撮影しています.

カメラは2台用意しました.EOS 60Dと6Dです.レンズはどちらもズームです.60Dにはシグマの18-200 mm F3.5-6.3の旧タイプのレンズ,6DにはCanonの24-70 mm F4のレンズを使いました.6Dの撮像素子はフルサイズで60Dより大きいですし,レンズも高画質のものを使っただけあって,集合写真の最後列も人物を十分に分かる程に解像されていました.集合写真の最後列は学科の教員です.ドットバイドットに拡大したものも載せました.

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卒業式

本日は平成24年度慶應義塾大学卒業式が挙行されます.穏やかな晴れに恵まれました.寒い冬でしたが,桜の開花は例年より早く,卒業式の桜になりました.日吉キャンパスからみた矢上キャンパスです.新33棟,34棟の工事が行われているので14棟の後ろにクレーンが見えます.

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卒業式の日には,日吉キャンパスの記念館に塾旗が掲揚されます.矢上キャンパスでも塾旗が掲揚されます.

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学生相談室カウンセラーとの懇談会

学生総合センターのカウンセラーとの懇談会に出席しました.昨年までとは異なり,小さなグループでカウンセラーと直接意見を交換することができて有意義でした.また,他学科の教員も様々なケースについて情報提供していただいたので大変参考になりました.

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東京と横浜では桜の開花が宣言されました.矢上キャンパスでも矢上川沿いのソメイヨシノが咲き始めています.

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講義のビデオ配信

物理情報工学科では必修科目を中心に講義を撮影して動画の配信を行っています.いくつかはYouTubeを利用していますが,いくつかは学科のサーバーで配信しています.自前で配信すると履修者のみに視聴を限定するなどの自由度が高くなります.

慶應義塾大学には,授業支援のシステムとして,履修者のみに教材を配布する,あるいはレポート提出を電子的に行うものがあります.そこに動画配信の機能があればよいのですが,現状ではありません.動画配信の機能自体はあるようで,システムデザインマネージメント研究科のビデオや,PCの操作に関するビデオは配信されています.ある科目の履修者に配信する連携が用意されていません.

講義の動画配信の場合,本当のストリーミング配信にするべきであると考えています.ダウンロード型の配信では動画のファイルサイズが大きいためにダウンロードに時間がかかります.講義のビデオの配信には適していません.疑似ストリーミング配信では,視聴者の端末に動画のファイルが残ります.これはビデオの性質上,避けなければなりません.

自前で配信するために特別な予算はありません.サポートするための人員を増やせるわけでもありません.現状のスタッフで対応することになります.

これらのことから,Darwin Streaming Serverを使いました.Appleが無償で公開しているソフトウエアです.その代わり,配信できる動画の形式の制限が厳しく,また認証を使う必要もあって,動画投稿サイトのように簡単に動画をアップロードすることはできません.サポートするスタッフが対応できればよいレベルです.大学の授業支援のシステムで動画配信ができるようになるまでのつなぎです.

要旨

要旨には2つのスタイルがあります.一つは,問題を手短に述べて研究方法・結果・結論を記述するものです.報知的[1]あるいは情報型[2]と呼ばれるスタイルです.もう一つは,取り扱うテーマについて述べて結果を述べないものです.指示的[1]あるいは暗示型[2]と呼ばれるスタイルです.一つの論文誌の中でもシミュレーションの研究は指示的(暗示型)で,実験の研究は報知的(情報型)で書かれていることが多いように感じられます.

時制については,現在・過去・現在完了が一意的には定まっていない[1],論文でなされている動作については現在形にする[1],すでに終わった仕事を記述する意味合いで過去時制でかかれるべき[2],結論の部分をのぞいて過去形で書く[3],理論の論文では現在形だけですむこともある[1], 実験の論文では be appleid, be studied, be measured は現在完了形が多い[1],アブストラクトは自身の現在の研究結果を述べているので大抵の場合は過去時制にするべき[2]など様々です.

指示的(暗示型)であれば現在形が適切であると思います.一方,報知的(情報型)でかつ実験の研究あれば,目的と結論には現在形を,方法と結果には過去形を用いることが適切なように思います.しかし,出版社系のジャーナルに投稿する原稿を,ジャーナル名を記して英文校正会社に出したら,目的も過去形に修正されたことがあります.

[1] 平野進 編著:技術英文のすべて 第6版,丸善, 1983
[2] R. A. デイ,B. ガステル 著,美宅成樹 訳:世界に通じる科学英語論文の書き方,丸善, 2010
[3] 小野義正:ポイントで学ぶ科学英語論文の書き方,丸善, 2007

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修士論文発表会

2月6日と7日に修士論文の発表会が開催されました.口頭発表で,発表12分+質疑応答8分です.M2の秋に学会発表していますから発表の骨格はできています.データの追加や考察を深めてブラッシュアップすることになります.2年間の研究を12分にまとめますから,全てを話すことはできません.自分の研究の新規性・有効性・信頼性を示すことができること,(横断型の専修ですから)聴衆の専門分野に応じて(自分の分野の学会ではありませんから)適切な用語で説明できること,質問に適切に回答できる能力を問われます.