Windkesselモデル

物理情報数学Bで,状態微分方程式の例として図の回路を取り上げました.

この回路図は,血液循環のモデルであるWindkesselモデルとして知られているものです.Windkesselモデルには,素子数によって2要素,3要素,4要素のモデルがあります.2要素はCとRの並列接続で簡単ですが,近似としては粗くなります.3要素が一番よく使われていると思います.4要素は,3要素のモデルでは近似しきれない低周波数での特性も良好に近似できます.

この回路から,状態微分方程式をたてる演習は,3年生のバイオシステムで心循環系の話題のときにももう一度行っています.