教室変更

毎年,2年生のデジタル基礎の講義を,1回だけはPCが設置されている教室で実施します.PCを使って実際にIP addressを確認したり,arp,netstat,tracertやnslookupを使ってインターネットの通信の仕組みを少しでも垣間見てもらうためです.日吉は第5校舎が3.11の震災で取り壊され,教室が減ったためか,教室の空きが少なく,一昨年までの教室を利用できず,別の教室になりました.教室が変われば,PCの設定状況も変わるので,昨日教材作成のためにその教室でPCを使ってみました.設定値が変わるだけで本質的な変更はなかったので助かりました.一昨年には,OSが変わり,IPv6の設定も追加されていて,tracertで追えない部分も増えていて大幅な教材の見直しが必要でした.定員が今年の履修者数に等しいの教室なので,履修者が今年より増えると対応できなくなります.

学科の研究室のネットワークの管理は,学生が行っているところが多いですから,上記のような内容を扱っておくことも必要であろうと考えています.ITCあるいは学科の管理者と会話が成り立たたないということは減ったのではないかと思います.